夢は野山に

上高地 2024.2.29

カテゴリ: 北アルプス

昨夏の白馬以来ご無沙汰の肝玉母さん...あれから彼女はアクティブに活動領域を拡大して、私などお呼びではなさそう。これでいいのだ!このところ彼女は上高地にハマっているようだが...まあ、なんたって日本の代表的な絶景地。日本のスポーツ登山の父ウェストン卿をして....O ...

2 日 目 、 朝 が き た夜中に一度トイレに立ったが、よく眠れた方かも知れない。ヒーターが切れて、冷たい風が吹き出したままだったので、体が冷えていた。ファンのスイッチを切って、ダウンのベストをまとい、また布団にもぐった。起きたら5時ごろ、それから長いことグズグ ...

きっかけ10月22,23...どっか行く気はありますか?肝玉母さんがジジイのココロをくすぐってくる...介護登山、どこへ連れってくれるんや? (虚勢を張るココロの声)加賀白山か、越中立山希望とのこと...1泊2日が可能な日程を出し合ったが...結局、10月第3日曜の15日、夜行の日帰 ...

8月21日昨日は午後遅くから夕立、そして夜は雨が降っていた。一夜明けて、朝になればこの通り...しかし今日も午後からは昨日のような天候だという。4:464:484:51宿舎でご来光のビューポイントを聞いたら、やはり昨日行った丸山を指摘された。4:55白馬山荘上のビューポイント ...

8月19日土曜日午後8時すぎ、肝玉母さんが私をピックアップしてくれた。仮眠時間と駐車場の確保のため、出来るだけ早く自宅を出る必要がある。今回は当初、2泊3日の予定で、栂池から白馬を登り、不帰の嶮を越えて八方尾根を下山する予定だった。山小屋も予約していたのだが.. ...

久しぶりの北アルプスは、似たような写真多数の、長いものになってしまった。思い起こせば山登りを志した頃から槍ヶ岳、穂高岳、剱岳などに憧れていた。その槍ヶ岳、穂高岳を眺めながらの縦走...この歳になっても、その頃の気持ちが消え去ってはいないことを、あらためて思い ...

笠ヶ岳に行こうと思いたった。例によって前口上...一度だけ笠ヶ岳に登ったことがある。晩夏だったか秋だったかはっきりしない。あの頃は友人の影響で、ヤマハのXT250というオフロードバイクを駆って意気がっていた。パリダカールラリーが世間の関心を集めていた頃だ。ノーマ ...

唐松岳に同行してくれた肝玉母さんがLINEグループに写真をあげてくれた。それを拝借。私の、他人に見せたくない不都合な真実も含まれるが、先も長くないし耐え忍ぶことにする。人生を旅と例えれば、旅の恥はカキ捨て、とでも思えばいいか...肝玉母さんが「懐かしい!」とつぶ ...

1からの続き朝日が昇る前にいち早く身を起こしたのは肝玉母さんだった。前夜の宣言通りご来光を迎えに行くためだ。私は鼻水とくしゃみの発作的症状で一晩ほとんど寝ていない。私の布団の脇のゴミ箱にはティシュの山!私は顔中鼻水まみれ...おそらく彼女も眠れなかったに違い ...

(写真多数につき閲覧注意)プロローグ2020年から始まったコロナ禍は4年目に入った。この間、私もワクチンによる後遺症ではないかと思われる体調不良があり、またコロナにも罹ったりした。そこに加齢による老化も加わって精神的、肉体的な衰えを身をもって感じている。昔の友 ...

夏、秋と、バスツアーで上高地に参加した肝玉母さんが、写真を提供してくれた。上高地 夏『憧れの上高地、行ってきました❗️そこそこの晴れ間に恵まれ、最高の避暑になりました。朝7時20分に名駅を出発し、11時過ぎに上高地ターミナルに到着。そこからかっぱ橋に寄って、証 ...

2011年3月11日、突如、東日本大震災が東北を襲った。私は震源地から遠く離れた名古屋に住んでいて、今も住んでいる。ちょうど仕事を終えて、遅い昼食を食べようと台所で準備していた時だ。いきなり戸棚の食器がガタガタ音を立てた。その時はまだ何も自覚がなくて、アレっと思 ...

コロナウィルスがいよいよ日本にも蔓延してきた。オリンピックがらみかどうか、初動がいささか遅れた感は否めない。仕事は3月初めから自宅待機となっているが、どこにでも自由に行けるわけではない。ウィルスに捕まれば周囲にどれだけの実害が及ぶかも知れないと思うと、自宅 ...

還暦を過ぎて、25年ぶりに登山に復帰した数年前...八方尾根を登り、唐松から五竜の小屋を目指した。上に行くにつれ雨が少しづつ降り出してきた。唐松から五竜に向かうあたりから次第に小降りになり、回復の兆しを見せていた。その時の稜線である。東の方の谷からガスが湧いて ...

未完の黒部体験...下の廊下(1)より続き昨日の転倒負傷に少し意気消沈した。こういう時の小屋泊まりは、自分の恥を晒すようで、気まずいものになってしまう。そんな自分を上手く受け入れられないからだろう。しかし、上手く受け入れるとはどういうことなのだろう...そんな内面 ...

プロローグはじまりは...遺影にしたろかな...などと、羅臼岳に登った妹から頂上写真が送られてきて...やりとりしてるうちに、黒部下の廊下を歩こうよ...という事に相成った次第。妹も長姉と同様に山んばで、ここ10数年の間に、北の山から南の山までを巡り登っている。浜松に ...

(1より続き)西穂高山荘の一夜は、よく眠れたような、眠れなかったような曖昧模糊とした夜だった。いつものことではあるけれど...暖かい布団で横になれるのは本当に幸せなことである。昔はいろんなところで死ぬほどビバークをしてきて(と思っているだけの個人の感想)小屋泊 ...

4月28〜30日の3連休にはなんちゃって雪山のつもりで西穂高に行くつもりをしていて、西穂山荘の予約も入れておいた。岳友Nと行くつもりをしていたが、彼が膝に異常を感じキャンセルして来た。じゃ1人でということになって、しばらく悩んだが1人で行くことにした。27日金曜の夜 ...

...1から続き...http://yari-hotaka.doorblog.jp/archives/52636303.html青春の墓標というか老人の墓標というか...山にも行かずこんな事ばかりをやっている。終活といえば、まあそうである。このアルバムも早いとこK君に返さなくては...新穂高岳スキー場78.1上同ダイナランド ...

穂高ぶらある記(岳沢〜前穂〜北穂〜涸沢 1988.9.20~21 Sさん記)(写真提供Sさん。写真と本文は関係ないものもあり)9月20日、局地的な大雨で新幹線STOPの報があり「アブナイヨ」という家人のジャブを軽くウィービングでかわし、HIACEのKEYを回した。単独の、ことに夜行のとき ...

青春の墓標...どっかで見たような...借り物のタイトルを使わせてもらおう...Kのアルバムに胸中複雑である。すっかり老け込んで、取り返しのつかない年月を重ねた。恥も罪もそのままに、時には自己嫌悪に苛まされながら今日まで来てしまった。それでもせっかくのKのアルバムを ...

9月初旬、岳友から雷鳥沢の写真が送られてきた。 見た所少し色づいているように見えるがまだまだとのこと。 剣を目指したようだが頂上には届かなかったようだ。 雷鳥沢もこれが最後かな、だなんて..... そんなとこいつでも行けるじゃないか! 行けるとこまで行っても楽しいも ...

(1より続き)5:20輝かしい朝が巡ってくる....宿舎を出れば....乗鞍が真っ先に顔をのぞかせる....この天気を見てみろと言わんばかりである。客は我々二人だけ。そそくさと食事を済ませ、余分な荷物小屋に預け...5:39朝の爽やかな冷気と澄んだ空...いいねえ!を連発!弁当は小屋 ...

世紀末96年、21年前の我らである。彼は当時、韓国では新進気鋭の..ヒマな..伝統芸術評論家兼演出家。所用で名古屋に来た折には観光ビザ滞在期間目一杯の2週間(当時)をなぜか我が家に居候していた。好奇心いっぱいの彼は勝手にあちこち出歩き、夜は行きつけの居酒屋に入り ...

雪のちらつく東海北陸自動車道を北上。恒例の姉弟妹のミーティングへ・・・朝、東海北陸自動車道は雪マークだったが、当該箇所の高速道路のライブビューを見たら雪も薄く順調に流れていた。一応チェーンは積んでそのまま東海北陸に乗り込んだ。誰が残したのか可愛い雪だるま ...

(③から続き)八方池での撮影はナカナカ風が収まらず・・・でもまあ、天気はいいし、写真もよく似たヤツだけど沢山撮ったので・・・さあ、上を目指そう。気持の良いプロムナード!紅葉を期待して来たのだがなんだかなぁ・・・道はよく整備されている。丸山への登りが少しキ ...

(②より続き)朝焼けを堪能する。長い夜をかけて太陽は地球の裏側を巡り東の空に戻って来る。漆黒の闇から色づくさまは地上のあらゆるものに精気を甦らせる。我々も力づけられてしっかり朝飯を食べ、出発とする。雲の微妙な色合いに惹かれた。鹿島槍岳は白馬と並んで後立山 ...

(①より続き)明けて12日。日の出は5時50分と食堂に出ていた。荷物の整理をして朝食までは撮影タイム。同じような写真ばかりなので日の出の写真に一章を設けた。参考画像八方尾根から見える山々の標識を撮った。この標識を見ていると大昔、オフロードバイクのヤマハXT250で ...

2011年に登山に復帰した。その夏に八方尾根から五竜、鹿島槍、爺ガ岳をこえて扇沢に下った。八方池2011年撮影キレット小屋と鹿島槍岳2011撮影そこからバスで大町に出て大糸線に乗り白馬に戻った。大町駅2011年撮影車を置いてあるアダムの駐車場までタクシー。家族と待ち合わ ...

32年ぶりの冬の上高地へ。年末、御在所日向小屋での飲み会で、岳友Kと冬の上高地行きで意見一致。昔登った冬の屏風岩をもう一度見たい!金曜の夜名古屋を出て、19号線を上り薮原から境峠へのルート。昔、屏風岩など穂高の岩場を目指した頃の、上高地への定番コースだった ...

(無風快晴!残雪の唐松岳 1 K氏の思い出 より続き)美しい後立山の峰々、ありふれた言葉しか思い浮かばない。雪山は本当に美しい。下手な写真だが、それでもクリックして大きく見れば、引き込まれそうな圧倒的スケール感、臨場感が甦る。同じような写真の羅列、自画自賛 ...

毎日天気予報とにらめっこ。昨年はここぞとばかり遠い白馬まで行ったが強風でゴンドラが動かず会えなく撤退した。今年こそはという意気込みだった。ここ数日中部地方は高気圧帯にあったが、13日の午後から14日の朝にかけて弱い気圧の谷が通過する。しかしその後すぐ優勢 ...

一年も前から計画していた、わが兄弟は8月24日、立山山麓に集結。とりあえず称名滝に向かった。この巨瀑を間近で眺めるのは初めて。まず、渇水期には水流が無いというハンノキ滝だが先日来の雨でこの通り。落差が称名滝よりも大きく見える。細く美しい滝だ。大日岳の登山 ...

家を出て、10分後に携帯を忘れていることに気付いた。取りに帰っても十分な余裕はあった。しかし、取りに帰ると何か取り返しのつかないことになるようで、ママヨ、そのまま進んだ。低気圧が去り今日は晴れとの予報だ。朝の内少し雨風が残るというが・・・白馬に近づくと雪 ...

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