朝起きて何時ものように岳友と待ち合わせ。
半年ぶり御在所で岩登りの自称高齢者講習。
駐車場に着いたらかなり寒い。
半袖とアームカバーだけで持つかなぁ・・
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関所の日向小屋では・・・
岳友は行きがけの一杯・・・
で腰が落ち着いてしまう。
このまま雨が降ってくれないかなあ・・・などと思いつつ・・・
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主の梅田さんが松茸の場所を確認して帰還。
カメラで確かめる奥さん。
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昨夜の宴の跡のようだ。
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11時前ようやく覚悟を決め腰を上げて・・
ここは旧日向小屋のすぐ上、昔は小さなせせらぎがあり、その横が緑に覆われたかわいい広場になっていた。
ある年の忘年会では盛大な焚き火を囲み豚の丸焼きでおおいに盛り上がったところ。
私は飲み過ぎて何処かで寝転んでしまったらしい。
身体の上に雪が積もりかけていたところ、岳友に発見されて事なきを得たのだが記憶無し。
それがあの豪雨で跡形も無くなり、こんな滝が出現!
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藤内小屋に着く前から中道にヘリが飛来して旋回している。
誰か怪我したのか・・・
藤内小屋に着いて人に聞けばレスキューの人は既に現場に降りているらしい。
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現場は藤内小屋の上の中道。
場所からすれば地蔵岩かオバレ岩辺りだろうか。
特定できず。
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何度か旋回しながら時おりマイクで何か言っている。
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そのうち・・・
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現場上空でホバリング
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ワイヤーが下ろされたのがかすかに見えた。
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無事ピックアップ。
ヘリは真っ直ぐ四日市の方に飛び去った。
この間3〜40分ぐらいだったろうか。
ヘリ救助を非難する人がいるが明日は我が身。とても非難する気にはなれない。
本場ヨーロッパやアラスカなどでの熟練したパイロットの技術による救助活動の記録をみると日本もそうあってほしいとずっと思ってきた。
事故発生からどれだけも経たないうちにたちまちヘリが飛来してきた!などという何十年前のモンブラン周辺の記録を沢山読んだ。
登山人口が増えれば遭難事故や緊急を要する病人も当然増える。
それを未然に防ぐために技術や装備、知識を持たなければならないのは当然である。
しかし自己責任を超えてこういうレスキューのサポート体制を整えるのも成熟社会のありかただと思う。
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藤内小屋にベビーキャリア付きリュックサックが登場。
早速写真を撮らせていただいた。
リュック容量は25L。
若いご夫婦、ほほえましい!
親のエゴですねと、誇らしげに自嘲気味!
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岩登り高齢者講習へ・・アリバイ作りに。
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おお!バットレスにクライマー。
難しいところである!
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藤内滝・・私たちはこの辺でお茶を濁し今回の高齢者講習を切り上げる。
カメラのメモリ残量が無くて、幸か不幸かクライミングの写真が撮れなかった。
取り付きクラックとハブチスペシャル、岳友はトップロープで登り切ったが、オレはハングと最上部をインチキ。
半年クライマーでは当たり前か・・・
寒かった!


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帰りがけ、某所にて・・・
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田園風景の上にそびえる夕暮れの鈴鹿連峰をパノラマ撮影。
パソコンでクリックして大きく見るとナカナカ見応えがある。
岳友も茜雲の写真を撮っていた。