頂上を逃した先週の竜が岳にまたやって来た。
週半ば頃、岳友Kから電話があり誘われた。
何処かへ行こうかなあと考えてた矢先のタイミングの良さ。
7時に宇賀渓の駐車場で待ち合わせた。
途中Kから電話があり財布を忘れたから家に戻ったのでやや遅れるとのこと。
結局ほとんど同時に駐車場に着いた。
忘れ物・・人ごとでない。私もだんだん深刻になってきた・・
夜の降雪で真っ白。
ちょうど陽が射しはじめ、朝日を浴びてピンクに染まった山肌はため息が出るほど美しい。
土曜日は天気が悪く日曜日は好天、と言い切ったKの天気予報はズバリ的中した。
先週の相棒もそうだったが、Kとも鈴鹿では御在所以外の山に一緒に来るのは初めてだ。
Kとはいつが最後の山行だったかなあ・・・
干支の半分差を付けているKのお荷物にならないように、今日も徹底した軽量作戦である。
団体さん・・いろんなところから集まっているのだろうか・・・格好からしてかなり山慣れているようだが・・
ガイド登山でもなく、いわば労山的な生真面目ながら打ち解けた感じのする明るい大パーティだ。
頂上まで前後することになる。
我らも出発。
8時40分
ワカン、スノーシューはもうすっかり冬アイテムか・・
ヘルメットもそうだ。
遠足尾根取り付き
8時5分遠足尾根取り付き。
もうここから雪模様。
湿雪だ。
伊勢湾が金色の光を反射している。
釈迦方面は未だ雲に霞んでいる。
岳友が雪面にサイン
まあ、よろしいがな・・・
この雪庇の美味しそうな造形美!
等高線のような風紋
降った雪の層かな?
頂上が見えてからが長いのがこの遠足尾根。
藤原、御池の連山
樹氷になりかけ・・
繊細な工芸細工は自然の力ならでは。
頂上まで未だ幾つかの起伏を越えて行くが・・
雲が光を遮った時がむしろ雪面は幻想的になる・・
頂上をズーム
これが安物コンデジの長所。
薮が無ければ気分はヒマラヤ(笑)
Kと写真を撮り合う。
鈴鹿の冬満喫。
時おり頂上も霞む
さああと一息だ。
頂上ヘの最後の斜面は風が強く降った雪は風で吹き飛ばされ、
部分的にクラストしているところがあるが草付き沿いにステップがありなんとかアイゼン無しで上り下りが出来そうである。
頂上は吹き飛ばされそうな風が吹きつのっている。
頂上着11時45分
約4時間の登りタイム。
新品の靴との相性がまだイマイチの岳友も
耐えて登頂。
ガッツポーズも決まっている。
最近は頻繁に鈴鹿に足を運んでいるようだ。
何とか頂上の斜面を下って振り返ってみた。
鈴鹿とはいえそこそこ寒い。
しかし風のないところで日が差せばまるで春の陽気
風の来ないところで、さ、われわれもランチタイムとしよう。
12時5分
アルコールは岳友が持ってきてくれた。
手ぶらのオレは気が引けるのだが・・
彼の好意をありがたくいただくことにする。
休んでいるところから頂上をショット
光の加減が微妙に素敵だ。
さあ、今度は長い下り・・
スノーシューのおかげで登りも下りも思い思いのルートが採れる。
それに引き換え、ツボ足の我々は時おり膝上まで雪にもぐりながら、クラッシックスタイルを貫いたのだ。
もう一度、振り返りの頂上
御岳と乗鞍が見える。
加賀白山も・・
御岳
中央アルプスや南アルプスも微かに見えていたが、北アルプスは残念ながら見えなかった。
この長くて広い尾根は格好のプチ冬山を満喫させてくれた。
伊勢湾が眼下
岳友が雪だるまに目を入れ、手をつけて修正。
14時8分
下りは膝をいたわって行くリ下らなければならない。
ここまで来るとほとんど風がないのでアウターを脱いだ。
岳友はスキーの名手だったが彼も膝をいたわってスキーは控えている。
今朝木々に降り積もった雪はもうすっかり消えた。
駐車場帰着15時30分
今朝、駐車場でみた素敵な雪景色は嘘の様にすっかり消え去っていた。
今日の全行程は 10.9km
総時間は 8時間3分
岳友Kよ、ありがとう。
来月もアソコ楽しみにしてるよ。
週半ば頃、岳友Kから電話があり誘われた。
何処かへ行こうかなあと考えてた矢先のタイミングの良さ。
7時に宇賀渓の駐車場で待ち合わせた。
途中Kから電話があり財布を忘れたから家に戻ったのでやや遅れるとのこと。
結局ほとんど同時に駐車場に着いた。
忘れ物・・人ごとでない。私もだんだん深刻になってきた・・
夜の降雪で真っ白。
ちょうど陽が射しはじめ、朝日を浴びてピンクに染まった山肌はため息が出るほど美しい。
土曜日は天気が悪く日曜日は好天、と言い切ったKの天気予報はズバリ的中した。
先週の相棒もそうだったが、Kとも鈴鹿では御在所以外の山に一緒に来るのは初めてだ。
Kとはいつが最後の山行だったかなあ・・・
干支の半分差を付けているKのお荷物にならないように、今日も徹底した軽量作戦である。
団体さん・・いろんなところから集まっているのだろうか・・・格好からしてかなり山慣れているようだが・・
ガイド登山でもなく、いわば労山的な生真面目ながら打ち解けた感じのする明るい大パーティだ。
頂上まで前後することになる。
我らも出発。
8時40分
ワカン、スノーシューはもうすっかり冬アイテムか・・
ヘルメットもそうだ。
遠足尾根取り付き
8時5分遠足尾根取り付き。
もうここから雪模様。
湿雪だ。
伊勢湾が金色の光を反射している。
釈迦方面は未だ雲に霞んでいる。
岳友が雪面にサイン
まあ、よろしいがな・・・
遠足尾根は長い。
標高差400mくらいの取り付きの急な登りを終えて稜線にでると陽光が降り注ぐ尾根筋に出る。
標高差400mくらいの取り付きの急な登りを終えて稜線にでると陽光が降り注ぐ尾根筋に出る。
一週間前よりも雪が多い。
だいぶ雲も取り払われてきたが未だ上部は雲に隠れている。
稜線の南側は開けていて気持ちがいい。
尾根を振り返った。
今日は日曜日で先週同様入山者が多い。
我々も休憩だ。
岳友が取り出したのはナンと・・
赤ワインではないか!!!
気が利くのう!
モンブラン山群ドリュ西壁の?冬季初登攀をめざしたジャン クジーとルネ デメゾンはやむなく下降することになった。
そのとき・・
「ありったけのワインを飲み干して・・」という記述があったように思う。
私はこの部分に衝撃を受けた。
酒飲んで行動するのか・・・
・・私が未だ純情だったころの話しである・・・
他の岳人さんを盗撮。
雪が多くて天気がよい。
みんな嬉しそうに雪と戯れている。
それぞれが思い思いのトレイルを描く。
スノーシューの普及が冬山登山のスタイルを一変させたようだ。
どこでも平気で登って行く歩くための無限軌道・・
皆、この雪山を楽しんでいる。
ラッセルのない冬山もなんか寂しいなあ。
ラッセル自慢も今は昔の話だねぇ・・・
そしてヒップソリかあ・・
この竜が岳はそんな冬山グッズ体験にもってこいの山だ。
われわれは失われた数十年の浦島太郎的登山者。
しかし岳友は登山靴を新調したばかり!
エライなあ・・
貧乏なオレはやはりコストパーフォーマンスを考えざるをえない。
天気晴朗なれど風強し・・
雲がひっきりなしに飛んできては去って行く。
雪面に光のドラマが生まれたりもする。
稜線の南側は開けていて気持ちがいい。
尾根を振り返った。
今日は日曜日で先週同様入山者が多い。
我々も休憩だ。
岳友が取り出したのはナンと・・
赤ワインではないか!!!
気が利くのう!
モンブラン山群ドリュ西壁の?冬季初登攀をめざしたジャン クジーとルネ デメゾンはやむなく下降することになった。
そのとき・・
「ありったけのワインを飲み干して・・」という記述があったように思う。
私はこの部分に衝撃を受けた。
酒飲んで行動するのか・・・
・・私が未だ純情だったころの話しである・・・
他の岳人さんを盗撮。
雪が多くて天気がよい。
みんな嬉しそうに雪と戯れている。
それぞれが思い思いのトレイルを描く。
スノーシューの普及が冬山登山のスタイルを一変させたようだ。
どこでも平気で登って行く歩くための無限軌道・・
皆、この雪山を楽しんでいる。
ラッセルのない冬山もなんか寂しいなあ。
ラッセル自慢も今は昔の話だねぇ・・・
そしてヒップソリかあ・・
この竜が岳はそんな冬山グッズ体験にもってこいの山だ。
われわれは失われた数十年の浦島太郎的登山者。
しかし岳友は登山靴を新調したばかり!
エライなあ・・
貧乏なオレはやはりコストパーフォーマンスを考えざるをえない。
天気晴朗なれど風強し・・
雲がひっきりなしに飛んできては去って行く。
雪面に光のドラマが生まれたりもする。
この雪庇の美味しそうな造形美!
等高線のような風紋
降った雪の層かな?
頂上が見えてからが長いのがこの遠足尾根。
藤原、御池の連山
樹氷になりかけ・・
繊細な工芸細工は自然の力ならでは。
頂上まで未だ幾つかの起伏を越えて行くが・・
雲が光を遮った時がむしろ雪面は幻想的になる・・
頂上をズーム
これが安物コンデジの長所。
薮が無ければ気分はヒマラヤ(笑)
Kと写真を撮り合う。
鈴鹿の冬満喫。
時おり頂上も霞む
さああと一息だ。
頂上ヘの最後の斜面は風が強く降った雪は風で吹き飛ばされ、
部分的にクラストしているところがあるが草付き沿いにステップがありなんとかアイゼン無しで上り下りが出来そうである。
頂上は吹き飛ばされそうな風が吹きつのっている。
頂上着11時45分
約4時間の登りタイム。
新品の靴との相性がまだイマイチの岳友も
耐えて登頂。
ガッツポーズも決まっている。
最近は頻繁に鈴鹿に足を運んでいるようだ。
何とか頂上の斜面を下って振り返ってみた。
鈴鹿とはいえそこそこ寒い。
しかし風のないところで日が差せばまるで春の陽気
風の来ないところで、さ、われわれもランチタイムとしよう。
12時5分
アルコールは岳友が持ってきてくれた。
手ぶらのオレは気が引けるのだが・・
彼の好意をありがたくいただくことにする。
休んでいるところから頂上をショット
光の加減が微妙に素敵だ。
さあ、今度は長い下り・・
スノーシューのおかげで登りも下りも思い思いのルートが採れる。
それに引き換え、ツボ足の我々は時おり膝上まで雪にもぐりながら、クラッシックスタイルを貫いたのだ。
もう一度、振り返りの頂上
御岳と乗鞍が見える。
加賀白山も・・
御岳
中央アルプスや南アルプスも微かに見えていたが、北アルプスは残念ながら見えなかった。
この長くて広い尾根は格好のプチ冬山を満喫させてくれた。
伊勢湾が眼下
岳友が雪だるまに目を入れ、手をつけて修正。
14時8分
下りは膝をいたわって行くリ下らなければならない。
ここまで来るとほとんど風がないのでアウターを脱いだ。
岳友はスキーの名手だったが彼も膝をいたわってスキーは控えている。
今朝木々に降り積もった雪はもうすっかり消えた。
駐車場帰着15時30分
今朝、駐車場でみた素敵な雪景色は嘘の様にすっかり消え去っていた。
今日の全行程は 10.9km
総時間は 8時間3分
岳友Kよ、ありがとう。
来月もアソコ楽しみにしてるよ。
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