かくして、菅の台の駐車場で一夜を過ごすことになった。
仕事柄そんなことは珍しくもないはずだが、お遊びでこんなことは久しくなかったことだ。
昨日は伊那富士/戸倉山に登り下山してラーメン店に入った。
チェーン店だが中華そばの懐かしい味に惹かれた。
そしてホームセンターで車中泊のために、倒したシートの凹凸を軽減するクッションを求め、寝心地をいい感じにした。
スーパーで行動食を買い直し、晩酌用アルコールをも求めた。
早太郎温泉こまくさの湯で暖まって駐車場に身を横たえたのは午後8時ごろ。
デジカメで星を撮ったりして時間をつぶしながらアルコールをチビチビと・・・
駐車場でビバークもサエないなあ・・
トイレも近いしその点は悪くないのだが・・
夜はグッと冷え込んだ。
シュラフは持ってきてないので車のエンジンはつけっぱなし。
朝までのアイドリングでガソリンを5、6Lは消費してしまったがヤムを得ない。
なんとか凍えずにすんだ。
一夜明けた車はこのように霜が凍り付いている。
快晴の朝は駐車場や周囲の山の綺麗な紅葉ショーから幕を明けた
こんな山肌に囲まれて朝日の昇るのが待ち遠しかったが、見事な紅葉に目を奪われた。
だから何枚も写真を撮った。
この車の人も山肌の紅葉に目を奪われたらしくガラガラの駐車場を移動しながらカメラを構えていた。
とにかく・・・
駐車場の周囲は落葉した木も多いのだが・・・
まだまだ・・・
綺麗な紅葉ショーである。
ロープウエイゴンドラの季節風対策重り。
で、この高気圧に覆われた晴天が約束された日の・・・
朝一番のロープウェイはこんなにガラガラ!!!
登山客が3人と観光の女性が3人。
南アルプスも雪が少ない。
12月前のアルプスとは思えないくらいの雪の少なさ。
天気がよいと余計に際立つなあ・・・
光岳が入っていない・・
私も南アルプスの配列を少し学習した。
千畳敷は朝の気温は低かったようだが・・・
快晴の無風で気温の上昇が予想される。
祈る女性
同じロープウェイで上がった方だ・・・
身支度をそこそこ整えて極楽平に向けて出発。
9時25分
アウターは着ずセーターの上にダウンベストを重ねる。
私以外の登山客二人は千畳敷から乗越浄土に向かった。
木曽駒を目指すのだろう。
後で知ったが今日の登山者は結局この3人だけだったようだ。
千畳敷の向こうに伊那前岳
極楽平への道は動物のトレースが・・・
暑いのでダウンベストを脱ぎセーター姿になる・・・
ボチボチと登ろう。
雪の深さはくるぶしくらい。
靴は3シーズン仕様なので足が冷たい。
この天気だからそのうち暖まるだろう。
それでも気分は冬山(笑)
天気はいいしルンルンだわい。
小さな風紋
極楽平着10時10分。
先ず御岳の噴煙をズーム。
9月27日の爆発でまだ発見されない犠牲者もいるようだ。
このまま冬を過ごすことになる。
残されたご遺族の悲痛さはいかばかりか・・・
御岳遠望
本当は三の沢岳に行きたかったが・・
極楽平
風が少しあるのでアウターを着て手袋も冬用に代えた。
アイゼンを履いて、片手にピッケルの完全装備だが、最近の傾向からいえばヘルメットも装備すべきだった。
朝一番のロープウェイで来て9:12分千畳敷着。
千畳敷発下山最終が16:00。
日帰りの実質行動時間は7時間弱。
オジイちゃんの足で三の沢岳往復はちょっと不安。
で、諦めた。
春の天候が安定した残雪期にテント担いで行ければいいなあ。
恵那山遠望
ご存知、三国一の富士山!
パノラマモードで撮ってみたが意味ないね。
さあ、極楽平から宝剣岳に向かう。
稜線に西面の山肌は雪が風に叩き付けられてこんな様相だ。
ここでも動物はやはり登山道を歩く。
檜尾、空木、南駒の中央アルプスの主脈
伊那谷ごしに南アルプス連山と富士山。
車中泊したカイがあったなあ・・・
この写真の中に前日に登った、伊那富士 戸倉山もあるはずだが・・・
さっぱりわからぬ・・・
富士ズーム
写真ばかり撮るので行動がはかどらないが、
天気が良いので焦りは全く無い
なぜか木曽駒ズーム
登山客は見えない。
三の沢カールにテント泊というのもオツだなあ・・・
と妄想。
先日、レンズが傷ついたオリンパスを修理に出しているので
今日はキャノンSX260SHが代打で登場
ソニーDSC RX100との2台体制
エビのシッポの向こうに木曽駒ヶ岳、その向こうに乗鞍岳
乗鞍遠望
御岳には何度もカメラを向けてしまう。
宝剣と木曽駒ヶ岳
いよいよ宝剣の登りの核心部が始まる。
雪が少ないので鎖が露出していて助かる。
冬期、鎖が雪に覆われてしまったら、ルートの見極めが難しいだろう。
ザイルが要るわなあ・・
今越えてきた岩稜を振り返る。
山椒は小粒でピリリと辛い・・・
そんな気の抜けない稜線だ。
気分は冬山・・・
こうやって道が示されるうちはいいが、
もうすぐ雪の下に埋もれてしまうのだろうか。
私にはなかなか難しい岩稜だ。
越えて来た岩稜を振り返った。
もうすぐ頂上かと思えば・・・
また中アに戻り
乗越浄土から下山していたら一人の登高者。
千畳敷ホテルのスタッフだという。
この天気でまた雪が溶けるなあとつぶやいていた。
千畳敷側に入ると風は全く無くなり気温が高くなっている。
迫力の宝剣
サギダル尾根か極楽尾根の頭か
余り詳しくない。
いい写真だと文字通り自画自賛!
小粒でピリリと辛かった稜線を見上げた。
伊那前岳の南面。
和合山の乾いた岩が印象的だ。
今日の登山客3人目の人と前後しながら下山。
彼が今日の宝剣岳一番乗り。
それから木曽駒を往復したところ。
さあ、もう一度回りの景観を写して・・
見納めとしよう。
日が陰ると寒々としてくる。
しかし気温の高いところを歩いてきた私には今日に限って日陰の涼しさが嬉しい。
朝日を受けた景色より
日陰になった景色からは山の厳しさが伝わってくる。
それがまた魅力的である。
鋸、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
昔、私の仲間も冬の甲斐駒や・・・
仙丈ヶ岳のソウメン流しの氷瀑を登っている。
その頃私はすでにリタイヤしていた・・
北岳、間ノ岳
塩見岳
荒川三山
千畳敷ホテルに帰ってきたのは日が陰る直前。
ノンビリと装備を解いていたら2時半のロープウエイの改札案内がアナウンスされたので
慌てて乗り場に向かった。
こうして晩秋の宝剣岳登山は無事終えることが出来た。
真冬にここに来るとすれば、それなりの登山靴が要るだろう・・・
費用対効果を考えれば変な色気を出さないほうが身のためかも知れない。
しらび平のバス待ち客もまばらだ。
朝もそうだったように、バス道は1箇所工事中で通行止めになっていて折り返し運転になっていた。
駐車場近くの早太郎温泉こまくさの湯につかり家路に着いたのは既に5時を回っていた。
日は既にとっぷりと落ちている。
高速を使わず下道で帰ろう。
清内路峠から妻籠への道を辿ったが昼間だったら紅葉が綺麗だっただろう。
前日の伊那富士戸倉山、そして今日の宝剣岳と2日間のトリップはこうして無事終わった。
仕事柄そんなことは珍しくもないはずだが、お遊びでこんなことは久しくなかったことだ。
昨日は伊那富士/戸倉山に登り下山してラーメン店に入った。
チェーン店だが中華そばの懐かしい味に惹かれた。
そしてホームセンターで車中泊のために、倒したシートの凹凸を軽減するクッションを求め、寝心地をいい感じにした。
スーパーで行動食を買い直し、晩酌用アルコールをも求めた。
早太郎温泉こまくさの湯で暖まって駐車場に身を横たえたのは午後8時ごろ。
デジカメで星を撮ったりして時間をつぶしながらアルコールをチビチビと・・・
駐車場でビバークもサエないなあ・・
トイレも近いしその点は悪くないのだが・・
夜はグッと冷え込んだ。
シュラフは持ってきてないので車のエンジンはつけっぱなし。
朝までのアイドリングでガソリンを5、6Lは消費してしまったがヤムを得ない。
なんとか凍えずにすんだ。
一夜明けた車はこのように霜が凍り付いている。
快晴の朝は駐車場や周囲の山の綺麗な紅葉ショーから幕を明けた
こんな山肌に囲まれて朝日の昇るのが待ち遠しかったが、見事な紅葉に目を奪われた。
だから何枚も写真を撮った。
この車の人も山肌の紅葉に目を奪われたらしくガラガラの駐車場を移動しながらカメラを構えていた。
とにかく・・・
駐車場の周囲は落葉した木も多いのだが・・・
まだまだ・・・
綺麗な紅葉ショーである。
ロープウエイゴンドラの季節風対策重り。
で、この高気圧に覆われた晴天が約束された日の・・・
朝一番のロープウェイはこんなにガラガラ!!!
登山客が3人と観光の女性が3人。
南アルプスも雪が少ない。
12月前のアルプスとは思えないくらいの雪の少なさ。
天気がよいと余計に際立つなあ・・・
光岳が入っていない・・
私も南アルプスの配列を少し学習した。
千畳敷は朝の気温は低かったようだが・・・
快晴の無風で気温の上昇が予想される。
祈る女性
同じロープウェイで上がった方だ・・・
身支度をそこそこ整えて極楽平に向けて出発。
9時25分
アウターは着ずセーターの上にダウンベストを重ねる。
私以外の登山客二人は千畳敷から乗越浄土に向かった。
木曽駒を目指すのだろう。
後で知ったが今日の登山者は結局この3人だけだったようだ。
千畳敷の向こうに伊那前岳
極楽平への道は動物のトレースが・・・
暑いのでダウンベストを脱ぎセーター姿になる・・・
ボチボチと登ろう。
雪の深さはくるぶしくらい。
靴は3シーズン仕様なので足が冷たい。
この天気だからそのうち暖まるだろう。
それでも気分は冬山(笑)
天気はいいしルンルンだわい。
小さな風紋
極楽平着10時10分。
先ず御岳の噴煙をズーム。
9月27日の爆発でまだ発見されない犠牲者もいるようだ。
このまま冬を過ごすことになる。
残されたご遺族の悲痛さはいかばかりか・・・
御岳遠望
本当は三の沢岳に行きたかったが・・
極楽平
風が少しあるのでアウターを着て手袋も冬用に代えた。
アイゼンを履いて、片手にピッケルの完全装備だが、最近の傾向からいえばヘルメットも装備すべきだった。
朝一番のロープウェイで来て9:12分千畳敷着。
千畳敷発下山最終が16:00。
日帰りの実質行動時間は7時間弱。
オジイちゃんの足で三の沢岳往復はちょっと不安。
で、諦めた。
春の天候が安定した残雪期にテント担いで行ければいいなあ。
恵那山遠望
ご存知、三国一の富士山!
パノラマモードで撮ってみたが意味ないね。
さあ、極楽平から宝剣岳に向かう。
稜線に西面の山肌は雪が風に叩き付けられてこんな様相だ。
ここでも動物はやはり登山道を歩く。
檜尾、空木、南駒の中央アルプスの主脈
伊那谷ごしに南アルプス連山と富士山。
車中泊したカイがあったなあ・・・
この写真の中に前日に登った、伊那富士 戸倉山もあるはずだが・・・
さっぱりわからぬ・・・
富士ズーム
写真ばかり撮るので行動がはかどらないが、
天気が良いので焦りは全く無い
なぜか木曽駒ズーム
登山客は見えない。
三の沢カールにテント泊というのもオツだなあ・・・
と妄想。
先日、レンズが傷ついたオリンパスを修理に出しているので
今日はキャノンSX260SHが代打で登場
ソニーDSC RX100との2台体制
エビのシッポの向こうに木曽駒ヶ岳、その向こうに乗鞍岳
乗鞍遠望
御岳には何度もカメラを向けてしまう。
宝剣と木曽駒ヶ岳
いよいよ宝剣の登りの核心部が始まる。
雪が少ないので鎖が露出していて助かる。
冬期、鎖が雪に覆われてしまったら、ルートの見極めが難しいだろう。
ザイルが要るわなあ・・
今越えてきた岩稜を振り返る。
山椒は小粒でピリリと辛い・・・
そんな気の抜けない稜線だ。
気分は冬山・・・
こうやって道が示されるうちはいいが、
もうすぐ雪の下に埋もれてしまうのだろうか。
私にはなかなか難しい岩稜だ。
越えて来た岩稜を振り返った。
もうすぐ頂上かと思えば・・・
どこでも登れそうだが手堅く行こう。
空木岳方面
このギャップを越えたら頂上のようだ。
木曽駒ヶ岳の肩越しに乗鞍岳
もう一度、御岳山。
合掌!
動物よこんなところに何の用事があるんだい?
岩と雪のミックス尾根はなかなか気が抜けない。
ピッケルを岩角やクラックに引っ掛けて登るのもなかなか効果的だ。
天然の門の向こうに富士山
この岩の下に富士山
この岩の上に立ったが写真を撮ってくれる人がいない。
こんな写真を撮りたかった・・
さあ大詰め
中央アルプス主脈
宝剣岳頂上
12時
ビビりながらここまで来たので結構時間がかかったが、まあヨシ!
同じような写真ばっかり撮ってしまう。
も一度御岳さんの噴煙
甲斐駒と鋸岳。
雪が少ないねえ。
甲斐駒の氷瀑群は氷結しているだろうか・・
道中で見た景色とはそんなに変わらないが頂上で眺める眺望はまた格別!
頂上からの下降は木曽側を鎖に導かれながら下る。
今日登った人の足跡がある。
乗越浄土から登ってきた人、2人のうちの一人はこちらに登ってから木曽駒に向かったようだ。
空木岳方面
このギャップを越えたら頂上のようだ。
木曽駒ヶ岳の肩越しに乗鞍岳
もう一度、御岳山。
合掌!
動物よこんなところに何の用事があるんだい?
岩と雪のミックス尾根はなかなか気が抜けない。
ピッケルを岩角やクラックに引っ掛けて登るのもなかなか効果的だ。
天然の門の向こうに富士山
この岩の下に富士山
この岩の上に立ったが写真を撮ってくれる人がいない。
こんな写真を撮りたかった・・
さあ大詰め
中央アルプス主脈
宝剣岳頂上
12時
ビビりながらここまで来たので結構時間がかかったが、まあヨシ!
同じような写真ばっかり撮ってしまう。
も一度御岳さんの噴煙
甲斐駒と鋸岳。
雪が少ないねえ。
甲斐駒の氷瀑群は氷結しているだろうか・・
道中で見た景色とはそんなに変わらないが頂上で眺める眺望はまた格別!
頂上からの下降は木曽側を鎖に導かれながら下る。
今日登った人の足跡がある。
乗越浄土から登ってきた人、2人のうちの一人はこちらに登ってから木曽駒に向かったようだ。
天狗岩
宝剣岳、天狗岩
迫力があるなあ・・
宝剣山荘にやっとたどり着いた。
12時半
さして疲れは無いがミックスの尾根に気疲れした。
チョイとランチ休止。
昨日、駒ヶ根で仕入れたケーキを食べた。
行動食は夏はおむすび、冬はパウンドケーキ、カステラ系が私はいいなあ。
冬、おむすびは冷たすぎるだな。
山荘を振り返る。
夏に一泊世話になったところである。
私の写真のクセとして画面の左が下がる傾向がある。
今回は傾きを補正せずに載せた。
木曽駒から北の主脈
朝一緒のロープウェイで上がった若者は木曽駒の頂きを踏んで下山していく。
まだ時間の余裕がある私は彼を見送って、目の前の伊那前岳方面に向かった。
で、最高点のところには・・・
中岳の向こうに木曽駒
遠くに北アルプス
昼を回り東の面が日陰になった。
宝剣の東面がグランドジョラスに見えてしまう瞬間・・・(笑)
宝剣北壁の迫力
空木、南駒を遠望。
山登り再デビューして、名古屋から近い中央アルプスにグッと親近感を持つことが出来たのは嬉しい。
足を踏み入れたことの無い南アルプス中南部にも興味が湧いてきている。
今年は膝の怪我で計画を棒に振ったが、来年また老体に鞭打って頑張ってみよう。八ヶ岳遠望
駒ヶ根の里
千畳敷と中アの山並み
笠が岳、槍穂、北アルプス連山
よく晴れ渡った。
笠が岳遠望
槍穂高遠望
宝剣岳、天狗岩
迫力があるなあ・・
宝剣山荘にやっとたどり着いた。
12時半
さして疲れは無いがミックスの尾根に気疲れした。
チョイとランチ休止。
昨日、駒ヶ根で仕入れたケーキを食べた。
行動食は夏はおむすび、冬はパウンドケーキ、カステラ系が私はいいなあ。
冬、おむすびは冷たすぎるだな。
山荘を振り返る。
夏に一泊世話になったところである。
私の写真のクセとして画面の左が下がる傾向がある。
今回は傾きを補正せずに載せた。
木曽駒から北の主脈
朝一緒のロープウェイで上がった若者は木曽駒の頂きを踏んで下山していく。
まだ時間の余裕がある私は彼を見送って、目の前の伊那前岳方面に向かった。
で、最高点のところには・・・
中岳の向こうに木曽駒
遠くに北アルプス
昼を回り東の面が日陰になった。
宝剣の東面がグランドジョラスに見えてしまう瞬間・・・(笑)
宝剣北壁の迫力
空木、南駒を遠望。
山登り再デビューして、名古屋から近い中央アルプスにグッと親近感を持つことが出来たのは嬉しい。
足を踏み入れたことの無い南アルプス中南部にも興味が湧いてきている。
今年は膝の怪我で計画を棒に振ったが、来年また老体に鞭打って頑張ってみよう。八ヶ岳遠望
駒ヶ根の里
千畳敷と中アの山並み
笠が岳、槍穂、北アルプス連山
よく晴れ渡った。
笠が岳遠望
槍穂高遠望
乗越浄土から下山していたら一人の登高者。
千畳敷ホテルのスタッフだという。
この天気でまた雪が溶けるなあとつぶやいていた。
千畳敷側に入ると風は全く無くなり気温が高くなっている。
迫力の宝剣
サギダル尾根か極楽尾根の頭か
余り詳しくない。
いい写真だと文字通り自画自賛!
小粒でピリリと辛かった稜線を見上げた。
伊那前岳の南面。
和合山の乾いた岩が印象的だ。
今日の登山客3人目の人と前後しながら下山。
彼が今日の宝剣岳一番乗り。
それから木曽駒を往復したところ。
さあ、もう一度回りの景観を写して・・
見納めとしよう。
日が陰ると寒々としてくる。
しかし気温の高いところを歩いてきた私には今日に限って日陰の涼しさが嬉しい。
朝日を受けた景色より
日陰になった景色からは山の厳しさが伝わってくる。
それがまた魅力的である。
鋸、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
昔、私の仲間も冬の甲斐駒や・・・
仙丈ヶ岳のソウメン流しの氷瀑を登っている。
その頃私はすでにリタイヤしていた・・
北岳、間ノ岳
塩見岳
荒川三山
千畳敷ホテルに帰ってきたのは日が陰る直前。
ノンビリと装備を解いていたら2時半のロープウエイの改札案内がアナウンスされたので
慌てて乗り場に向かった。
こうして晩秋の宝剣岳登山は無事終えることが出来た。
真冬にここに来るとすれば、それなりの登山靴が要るだろう・・・
費用対効果を考えれば変な色気を出さないほうが身のためかも知れない。
しらび平のバス待ち客もまばらだ。
朝もそうだったように、バス道は1箇所工事中で通行止めになっていて折り返し運転になっていた。
駐車場近くの早太郎温泉こまくさの湯につかり家路に着いたのは既に5時を回っていた。
日は既にとっぷりと落ちている。
高速を使わず下道で帰ろう。
清内路峠から妻籠への道を辿ったが昼間だったら紅葉が綺麗だっただろう。
前日の伊那富士戸倉山、そして今日の宝剣岳と2日間のトリップはこうして無事終わった。
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