昨年は立山で一同会したが今年は若狭三方五湖で会うことになった。
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私たち夫婦は3月の天の橋立以来の一泊旅行である。
取りあえず一宮インターまで一走りだ。
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新しく北陸自動車道が若狭舞鶴道と繋がったのでそのまま小浜インターまで。
日曜割引で我が軽自動車は2000円を少し切った料金。
軽なので無理せず、前はいつもがら空き状態のエコ運転。
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姉弟ミーティング前に、さっそく前から決めていた蘇洞門(そとも)巡りのプチクルーズだ。
兄や姉たちは三方五湖のレインボーラインへドライブに行った模様だ。
お互い天気がよくてラッキーだ。
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往復所要時間50分で1人2,000円はちょっと高いなあ。
しかしやむを得ない。
蘇洞門は幼少のころから音に聞こえていた、わが郷土の数少ない観光地である。
勿論初見参。
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小浜湾を囲む右側の内外海半島の先端に蘇洞門がある。
毎時正刻に出港する。
私たちは家を少し出遅れたので12時の船に乗船した。
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前の船が港に戻ってきた。
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乗船
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上の甲板に上がったがもう一杯だったので、にキャビン座った。
船は先ずバックして桟橋から離れる。
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進み出すと、早くも船酔いの気配だ。
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やむを得ず家人を残して後部甲板へ・・
しかしここは排気ガスが臭くてもっと酔いそうになる。
で、上の甲板に上がり手すりにつかまりなが
涼しい風にあたるとすこし気分が回復してきた。
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奇岩の名前や由来が船内のアナウンスで流れる。
どうせすぐ忘れてしまうのでと思っていたら、案の定きれいに忘れている。
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いよいよ内外海半島の西の端を回り込んで外洋にでる。
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白く輝く花崗岩の断崖が続いている。
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夫婦亀岩
外洋に出るとうねりがあり大きく船は揺れる。
しかし風にあたっているのでそんなに気分は悪くならなかった。
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周囲と色の違う褐色の岩は近年、剥離崩落したところだそうだ。
下に岩屑が積み上がり、深い洞窟の入口をかなり塞いでしまったそうだ。
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船は見どころポイントではスピードを落とす。
そして次のポイントにサクサク移動する。
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クラック(割れ目)が縦横無尽に走った岩、これは網かけ岩だ。とても分かりやすい。
安全に取り付ければクライミングの対象になりそうだが・・・
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網かけ岩の全景。
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岩フェチの私にはとても良いところだ。
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白糸の滝、何処かで聞いたことがあるが、ま、いいやないの。
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さあお目当て蘇洞門に着いた。
波が静かなら裏に回って上陸して見物できるそうだが、今日は無理とのこと。
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蘇洞門HPより引用
見慣れた観光写真は裏から外洋を背景に撮ったものだった。
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停船して、船を近づけて行く。
船が波にあおられ一気に船酔いが爆発。
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蘇洞門は思ったより小さかった。
いま気がついたが大門の向こうに人がいる!?
はて心霊写真でも撮っちまったか・・・
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ホラ、向こうの階段のところからこっちさ向いてオラたちを眺めてねぇべか?

大小2つの門で構成されている。
自然の造形は偉大である。
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蘇洞門を見終えたらもと来た港を目指して一目散。
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内外海半島の反対側、大島半島の先端には停止中の大飯原発が・・・
この原発がフル稼働すれば冷却水が一秒に300t、約25mプール一杯分の水が必要だそうだ。
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昨年見た称名の滝の凄まじい水量は1秒4tということで、あんな滝が7〜80本も必要なのかと考えたら頭がクラクラしてきた。
原発は想像を絶する怪物だ。
怪物は要らない、と思う。
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てなことを考えていたらもう港に着く。
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小浜港に帰ってきた。
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船酔いで食欲がイマイチ・・
家人が頼んだ美味しい鯖寿司膳・・
一切れが私の昼食とは・・・
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ワタリガニと海老のみそ汁、これも美味しかったのだが・・・
残念だ・・


姉弟ミーティング 2 に続く。