さんざんな天気に見舞われた2014年夏は過ぎ去った。
この地方でも、毎日一度は必ず雨が降る・・・まあ、多少誇張はあるものの、そんな夏。
山に行こうにも、幸か不幸か仕事にも追われてほとんど不可能だった。
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膝靭帯損傷から5ヶ月ぶりの本格山行。
さしたる山行もできなかった間にどれぐらい体力が落ちているか、老化がどれほど進んでいるか試さなくてはならない。
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どこに行こうか迷ったあげく、先ずは「おとなしく」恵那山神坂コースを選んだのだったが・・・

台風が日本列島東の太平洋を北上している。
台風が無ければ高気圧におおわれそうだったが、大崩れは無いようだ。
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水2リットルとおにぎり1個と行動食。それにカッパとヘッドライトで重さはぜいぜい2~3kg。
家を4時半過ぎに出て国道19号を中津川へ。
標識にしたがって神坂峠についたのは7時過ぎである。
途中、国道の気温表示は22度ぐらいだったので、標高1500mを越える神坂峠は15度前後か。
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7時23分出発。
ヒンヤリした高原の冷気、歩き出しは身も心も軽い。
しかし・・・
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半袖、短パンとタイツでは余り汗もかかずとても良いのだが、朝の露か夜雨の名残りか熊笹の葉、木々の葉にはしっかりと水滴を留めていて、そこを掻き分ける私を容赦なく濡らす。
ほどなく全身、シューズの中の靴下まで搾れるほどに濡れてしまった。
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神坂峠対岸の富士見台方面。
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ところで、カメラのバッテリーがほとんど無いのに気がついた。
写真も思い切り撮れない。
これで大分テンションが下がるが、雲やガスに取り巻かれ眺望はあんまり期待できない。
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パノラマ山頂を経たら今度はグッと、登山口よりも低いところまで降下とは・・・
鳥越峠8時着。
さすが、軽量の成果はまだペースを保っている。
しかし実はパノラマ山頂から下って来る途中、足を滑らせ思い切り転倒。
左肘を思い切り打ちつけた。
靭帯断裂の悪夢が甦るが、膝にはダメージがなかったのでホッとした。
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鳥居峠からしばらく歩いたら単独の方に先を越された。
林道から鳥越峠に直接上がる追分道を来たのだろうか。
あっという間に見えなくなった。
水平にトラバースして少し登ると大判山。
8時53分。
この辺りから下半身がどーんと重くなっていつものバテ症状が容赦なく私に襲いかかってくる。
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いよいよ恵那山の頂上稜線下に近づいた感あり。
登りもキツくなってきた。
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もう開き直ってこの辺りで中休止。
9時53分。
大判山から丁度一時間。
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やっと頂稜にたどり着いた。
10時37分。
ここは前宮コースとの合流点だ。
前宮コースは恵那山のクラシックコースで標高差は1500mに達するという。
万が一間違って前宮コースに行くことになったら・・・ワシャ、頂上で一泊だね・・・
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プラトーで幅広い頂上稜線というより頂上高原と言った方が相応しい。
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二ノ宮
社を辿ってみよう。
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分岐から歩き出してすぐ、さっき追い越された方が下山して行った。頂上は雲にまかれてて・・・
とのこと。大分差がついちゃったなあ・・・
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やがて三ノ宮
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避難小屋のすぐ上には四の宮
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避難小屋。
日差しが無いので陰鬱に見える。
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五の宮
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六の宮
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そして最後三角点頂上前に本宮
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三角点頂上到着。
11時10分。
この軽い荷物で4時間弱、ほとんどコースタイムか・・・
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広河原コースから登ってきた二人。
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三角点2190m
恵那山最高点より1m低いそうだ。
恵那山には最高点の標識がなぜか無い。
広河原からの人に尋ねたら避難小屋の近く、北の方と教えて下さった。
帰りに探してみよう。
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避難小屋のそばにトイレがありそこには黒井沢コースの標識があった。
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避難小屋の中には誰かが残して行ったのだろう、カップ麺が積み重ねられていた。
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雪のない寒い季節に寝袋一つ持ってのんびり泊まりたいな。
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さて、最高点とおぼしきところにひっそりとこんなものが・・・
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ここは最高点ではないが・・境界杭
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下山を始めたところでカメラのバッテリーが完全に無くなった。
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カメラはスマホに交代。
前宮コースとの分岐点で昼食休止。12時10分
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相変わらずパットしない天気
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笹の緑に癒される
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大判山まで戻ってきた。13時28分
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ストックを使っているが、両膝が痛み出した。
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鳥越峠へと続く水平道。
少しずつ日が射しはじめた。
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鳥越峠14時10分。膝が痛むのでゆっくり休憩をした。
回復しそうには無いのだが。
これからパノラマ山頂に登り返しだ。
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パノラマ山頂14時43分。
1692m、大判山より4m低いのか・・・
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膝が痛いのでゆっくりおっかなびっくりで下る。
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笹は伐採後に自生したのだろうか?
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戻ってきた。
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ようやく花を撮る気持ちの余裕が生まれた。
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秋を先取り紅葉のお迎え。
神坂峠15時丁度帰着。
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朝のぬかるみなどでドロドロになってしまった。
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峠近くの古代祭祀あとは見逃したが・・・
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勢いよく冷たい水は湧出していた。
生水で飲まないで下さいとは・・・
なんか切ないね。
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風穴とは要は石室。
看板には風穴を発見して創設に至ったとあるが、自然を利用したようには見えない。
100%人工物のようだが、、、どこまでが自然物なのかわかりやすい説明がほしいところだ。
養蚕につかわれたようだ。
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昔のロマンがひっそり息づく東山道・・・
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帰りはまたのんびりと国道19号線を下ることにした。
帰路、猛烈に空腹を覚えたのでラーメン屋さんに飛び込んだ。
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19時半帰宅。
山旅ロガーによれば、総所要時間7時間48分。
歩いた距離13.3km
老化、体力低下を痛感した恵那山だった。