ハハハ、久しぶり・・
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左NM氏、この間再会を果たしたばかり。
右親分のNS氏。
みんな私と同い年のナンチャってクライマー仲間。
年上の先輩はいなくてNS氏が高校時代に主将をしていた山岳部を引きずって集まった同人クラブが母体。そこに2人が加入したわけ。
御在所の日向小屋を根城にして藤内壁を登って練習していた。
NS氏の若い頃の冬の槍ガ岳北鎌尾根単独縦走はうらやましい記録だ。
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今日のために写真を漁っていたら渡し忘れたものが数葉・・
八ヶ岳裏同心ルンゼを登る親分。
大同心が真っ白だ。
87年1月18日とある・・この頃はとっくにリタイアしていたと思ったが・・・
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彼とはじめて登ったのは5月滝谷の一尾根。
私にとっても本番は初めてだった。
正規のルートをとらず随分苦労した。
もっとも私はついて行くだけだったが・・
記憶違いはお互い様だ。
三人の記憶がそれぞれポイントが違うから面白い。
私が一番ヤバいか・・
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87年2月八ヶ岳の大同心大滝。
氷壁のエキスパートM君に私たち3人を引っ張り上げてもらった。
当時はやっていたパイプのアックスを使っていたように思う。パイプのアックスは良く氷に効いたがいつのまにかバナナピックにその地位を譲ってしまったなあ。
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何処かで墜落した時のことを説明するNM氏。
冬の屏風、東壁ルンゼ下部では落ちそうで落ちなかったなあ(笑)
NM氏とはあんまり敗退の経験が無いのだが、東壁ルンゼ2回目を登っている時、前のパーティが落ちてあろうことか鮮血がポタポタ落ちてきた、という。
やがて 彼らが下りてきて、下降路を知らないからというので一緒にT4尾根へと案内しながら下ったというのだが・・・記憶が全く無い・・・横尾から帰りは雨に降ら れ、通りすがった車に乗せてもらった・・・それは覚えているが、私はずっとパートナーは彼ではない、別の人物だと思い込んでいたのである。
状況を聞けば彼が言ってることに符合することは多い。
ああ、情けない。
年はとりたくないもんだ。
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おまけの写真である。
これは後に私が参加したグループの岳友O氏たちと登った春の剣岳チンネ左稜線に違いない。
池ノ谷のデブリで埋まったゴルジュを平気で登下降してたなあ・・条例違反だっけ・・時効だわさ。
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これは屏風右岩壁大ジェードルルートだ。
取り付きがどこかわからず2ルンゼ本流から直接取り付いた。
こんな傾斜だがルートかどうかもわからず10m近くもピンが無いとビビるわ。
だから空荷。
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3人揃えば話しはさらにつきない。
吉田拓郎じゃないが「我が良き友よ」な夜だった。