前日、山友さんから尾張富士への誘いがありそれに乗った。
形が良いので昔から気になってはいたが標高も低いので登山の対象とは思ったことも無かった。
今回は山友さんの提案、それを受け入れるお年頃に私もなったといことだ。
写真は山友さんのもミックスしている。
いわばレノン=マッカトニーのスタイルだ。(笑)
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朝の冷気は厳しかった。
尾張富士の登山口になっている大宮浅間神社は仕事でよく通る道の近くなのですぐわかった。
下の駐車場に着くとここの神主さんだろうか、落ち葉を燃やしていた。
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ゆっくり身支度して出発。ザックの中身はおにぎり数個と水とラーメンとコッヘルとジャンパー。
こんな格好で少し寒いが風も無く穏やかだ。
すぐ暑くなるので我慢だ。
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預け子、とは? やむを得ない事情で子を手放した親の真情を受け止めるのか・・・と思ったら
どうも違うようだ。
この方が切実感があると思うのだが・・・
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まずは境内へ
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正面がトイレ。
そのあたりが駐車場になっていた。
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句碑が立ち並ぶ。
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登山口から下を見おろした。
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池の氷が凍っている。
ウィークデイということもあって行き交う人は少ないが常連さんのような方がボチボチいらっしゃる。
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石上げ祭りのことは以前ラジオで聞いたことがある。
尾張富士275mが隣の本宮山(尾張大富士)293mより低いということで石の奉納を始めたらしい。
穂高岳3190mが北岳3192mよりも低いことを嘆いた穂高山荘の主人が穂高の頂上に大ケルンを積み上げた逸話を思い出す。
ナヌ?北岳は今は3193m!?
知らんかった・・・
それはともかく、素朴な発想だがこれが昔から続いたものとなるとただ事ではない。
人々のいろんな願いや思いが石を担ぎ上げることに込められてきたのだろう。
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登り出しの急傾斜のところ。
岐阜の金華山の馬ノ背コースを少し緩やかにした感じだ。
「献石」と彫られた大小さまざまな石碑が道の両側に立ち並ぶ。
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貧者の献石・・・
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恥ずかしながら私も石を積ませていただいた。
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霜柱もにっこり
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中間点に社
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来た道を見下ろす。
献石の立ち並ぶさまは壮観ではある。
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わかりづらいがクリックして画面を大きくすれば純白の伊吹山が見える。
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そうそう、つボイノリオのこの番組で知ったんだ。
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それにしてもかなり大きな石も少なくない。
どうやって上げたのか気になるところだ。
竹を敷き詰めて石を載せたソリを牛にでも引かせたかと思っていたが、基本は人の力で上げるようだ。
それにしても・・・
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ちゃんとした据え付け工事も必要だ・・
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もう頂上だ。
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三角点
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微笑ましいね!
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奥社前
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入鹿池がチラリ
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さ、おにぎりで休憩。
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入鹿池に向かう。
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ほどなく車道
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明治村
職員の寮、宿舎?
使われている様子ではないが・・
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尾張富士を仰ぎ見る
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山友さんのカメラはレンズがライカのLumixだから画像が鮮明だ。
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今はなかなか見ることのできない公衆電話ボックス。
ISDNの文字も今や文化遺産だ・・
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入鹿池のほとりで大休憩。
さあ、ラーメンを沸かそうと思ったら、なんとバーナーを忘れているではないか・・
仕方がない、おにぎりの残りと山友さんの美味しいパンをアテにビールタイム。
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入鹿池ではワカサギ釣りの真っ最中。
風がないので波もほとんど無い穏やかな風景そのもの。
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モテなかった親父は若い頃ボートに乗っているアベックを見てはため息をついていた。
時代はかわり、子供たちがまだ小さい頃・・
ボートを漕ぐのが好きな親父が・・
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いいカッコしたくて入鹿池にきてはボートに家族を乗せ、
向こうの対岸で弁当を食べたりしたものだが・・・
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考えてみればひっくり返ったら大事に至ったかもしれない。
今はみんなライフジャケットを身につけている。
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まあ安物のカメラでも綺麗な写真が撮れたが
山友さんの写真と比べればやや見劣りするのはシャーナイか・・・
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入鹿池の土手から眺めた尾張大富士(本宮山)293m。
一日であちこち登らずまた来るとしよう。
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明治村の入口の道をそのまま辿り大宮浅間神社の駐車場に戻った。
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帰路小牧東インターへの途中、入鹿池越しに再び尾張富士。
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穏やかな一日。家に着いたのはまだ2時前。
思いがけないのんびりのハイキングは心を和ませてくれた。