その1より続き)


さて馴染みの両替屋さんで両替したら、関心はやはり食べることだ。
といって贅沢するわけではない。
居酒屋でもいいのだが量が多いから2人ではいろんなものが食べれない。
山友さんは「肉、ニク」と言っている。
7月に来たときに食べたモクサル(豚の首肉)が食べたいというので路地裏の焼き肉通りを覗くが、まだ少し時間が早いせいか客がまばらだ。
以前来たことのある焼き肉屋さんに入った。
サムギョップサル(豚の三枚肉焼き)があれば大抵モクサルがある。
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               *印 山友さん提供       
焼き肉には焼酎。
メインメニューが出て来る前の付出しをアテにビールで喉を潤したら、焼酎に切り替える。
肉は200gのステーキ状の生肉が2枚。
特に味付けはしていないようだ。あっても軽く塩ぐらい。
ある程度焼き上がったらハサミで一口大にカットして、いろんなものをトッピングしながら葉っぱで包んで食べる。
美味しい!
焼酎との相性もとても好い。
牛肉より胃にもたれない。
ゆっくり食べることにする。
まだ客のまばらな店内ではおばさんが奥のテーブルの上に山と積み上げられた生肉の手入れに余念がない。
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日が暮れてきたなと思ったら・・・
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たちまち人で溢れる。
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これから2〜3時間が掻き入れ時のようだ。
明日は土曜だからここから2次会になだれ込むのだろうか。
しっかり肉をお腹に収めて一息ついたところで宿にもどる。
その辺りの屋台の通りも有名だ。
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仁寺洞の宿の入口に新しくできたアイス屋さん。クルクルとカールしたものはアイスのカップのかわりだ。
時間が早いと物珍しさで人が並ぶというより黒山の人だかりで大変。
そんな時は店の人が出てきて、買った人は通行人の邪魔になるから早く移動してくれと交通整理をしなければならないほどだ。
内側の容量はそんなに大きくなくてアイスの量は意外に少ない。
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            * 可愛いね!
観光客、日本人より中国人がとても多い、フィリピン人も増えているように見受けられた。
少し前までは圧倒的に日本人が多かったのだが、日韓関係や円安の影響なのかかなり少なくなった印象だ。
やがてソウルの知り合いがホテルにお迎えにきた。
彼女お勧めのマッコリ(どぶろく)屋に流れる。
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昼間は身動きがやっとの仁寺洞通りも夜8時を回ればこんな感じ。
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             * 露店売りのアケビとイチジク
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             * ある路地
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     * ストクと看板がある店 Sake とか酒とかの看板もかかる。
ハングルの看板は「青い星の酒幕」。その下に「どぶろく」のひらがな文字が・・・
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            * レトロな雰囲気の店内
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ここには仲間も合流し、どぶろくパーティーとなった。
豆腐の幾何的カットが印象的だ。
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最近は苦手だったポンデギ(カイコ)も食べれるようになった。
それにしても右下のアルミ容器のヨモギマッコリは健康に良さそうだ。
ここで一飲みしてたらもういい時間だ。
宿の近くのビヤホールでさらに口をすすぎ、それからソウルの知り合いと2人で肩くんで夜の闇に消えたと目撃されているが・・・
気がついたらカビ臭いホテルのベッドの上で一人でひっくり返っていた・・・・

その3に続く)