今日はご近所山友さんと南鈴鹿の仙ガ岳へ。
先週、中ア三の沢岳に行かなければここに来るはずだった。
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この新名神の橋桁下の写真は2年前のものである。
三重県の県道302号を石水渓に向うと新名神の高い橋桁をくぐるところに仙ガ岳登山口と看板が出ている。
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   *(*印 山友さん提供写真)
それに従って右折しさらに仙ガ岳登山口の看板に従って林道を進むとやがてこの駐車場に導かれる。
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    * まずは林道歩きから始まる。8時50分出発。
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2年前の7月1日、名古屋の予想最高気温は35度だった。家の中でエアコンをつけてじっとしているよりも山に行こう、そうだ今年からもう一度山登りを始めようと心に決めたのだった。
とりあえずは適当なリュックとハイキングサンダルに麦わら帽子という軽いイデタチ。
行き先は「名古屋周辺ワンデイ・ハイク 山と渓谷社1988年刊」から面白そうな仙ガ岳南尾根に決めたのだった。
曰く
・・仙ガ岳南尾根のコースは本書で採り上げた登山コースの中でもっともバリエーションルートに近く家族連れや老人には不向きである。・・
この一節が決め手になったのだが今日はあのとき以来二度目。
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林道の対岸には鬼が牙?の真上にかかる半月。
鬼が牙と言えば地元亀山が生んだ名登山家、尾崎隆さんが若き頃に厳しいトレーニングを積んだ場所として知る人ぞ知るところだ。
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    * 彼の著書「果てしなき山行」には高校一年の時から一人この岩壁で厳しいトレーニングを積んでいたことが記されている。
彼は8千メートル峰を、チョモランマ(エベレスト)北壁初登を含む7座に登頂しながら、2年前エベレストで惜しくも亡くなられた。
尾崎さんを遠くから知る私は、この鬼が牙を彼に見立てて心の中で手を合わせていた。
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   * 台風20号の吹き返しで強い風が吹いているが、私たちにはちょうどいい涼しさだ。   
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強風で木から飛ばされたのかまだ青いいがぐりを山友さんが見つけた。
こうして林道歩きを約30分・・
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林道終点からは自然に山道になる。
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    * 山道をしばらく進むと朽ち果てるままの旧営林署小屋のところから道が分かれる。
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    * 白谷道は下降路とし・・
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南尾根コースに足を向ける。登り下りとも二年前と全く同じだ。
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    * 二年前の細かい記憶はほとんど無い。
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途中で見た滝
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其の滝を上から眺めたところ
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やがて沢は涸れて傾斜が一段と増すと・・・
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    * ルートは自然と南尾根の取り付き、不動明王のコルに導かれる。
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せっかくだから、不動明王で休憩
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不動明王はコルからすぐだ。岩塔の下をくりぬいて安置してある。
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    * 不動明王のトップ 10時40分
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    * 不動明王の岩塔は景色も最高だ。
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似たり寄ったりの写真だがついシャッターを切ってしまう。
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南鈴鹿の山々
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山友さんも私もおにぎりをいただいた。
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これから行こうとする南尾根取り付きの岩壁。
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    * 山友さんもほぼ同じ写真。
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    * 南尾根取り付きからプチ岩登りだ。11時
前述「名古屋周辺ワンデイ・ハイク」88年刊 の記述ではこうなっている。
・・本来は鎖場だが何も無い・・
しかし現在ではこの通りロープが垂れ下がっている。
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    * 2年前、意気込んでここまできたがロープを見て拍子抜けした記憶が甦る。
しかしロープに頼らず登ればそれなりに楽しい。
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それにしても南尾根は眺めがよい。
コブのようなピークが5つぐらいあり見晴らしの良いところも随所に出てくる。
プチ岩登りと眺めで我々は大満足だ。
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楽しんでますか、山友さん?
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    * 一見観音様のような岩が隣の岩尾根に・・
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    * ズーム
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こうやって登っちゃ眺めを繰り返してたら・・・
ずいぶん高度が上がってきたではないか・・
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南尾根を振り返って
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最高点の仙ケ岳西峰と
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仙ケ岳東峰は双耳峰だ。
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南尾根最後の難関か
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嬉しそうな山友さん。三の沢岳で不調だったが今日は快調のようだ。
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東峰の頂上付近に屹立する仙の石まであと一息。
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    * 野登山はすぐ隣
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    * 山ジイちゃん、こういうところは得意!?
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    *何度でもシャッターを切る。
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仙ケ岳のランドマーク仙の石に到着
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    * 登ろうったって無理
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    * 南尾根から来て今から東峰に向かう
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東峰到着。展望無し。12時25分。
今日もそこそこスロー登山さね。すぐ最高点の西峰に向かう。
風がかなり強い。
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吊り尾根の最低コルにリュックを置いて西峰を往復しよう。
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西峰からの眺望は右から鎌ケ岳、御在所岳、雨乞岳。雨乞も仙ケ岳と同じく吊り尾根で繋がれた双耳峰だ。
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    * 鎌、御在所
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山友さんと同じ写真
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双耳峰の雨乞岳
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    * 2年ぶりの仙ケ岳頂上。12時35分
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ちなみに2年前の写真。
麦わら帽子が今でも気に入っていて夏の鈴鹿ではよく愛用している。
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    * 私たちが辿ってきた南尾根だ。
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南尾根
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のんびり下山開始。
風の強い稜線を避けて昼食にしよう。
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山友さんはスープパスタとパン。
私は名古屋人らしいみそ煮込みうどん。
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    * 青空の下、暑すぎず寒すぎず、のんびりと好い山行である。
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    * 再び下山開始
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沢の下りは歩きにくい。
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    * !奇麗な水に浮かぶ木の葉・・・
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時おり道を見失って混乱もした。
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    * 大きな堰堤を左から下る。
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    * 堰堤を見上げる
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    * 堰堤下部
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    * 信じ難いのだが、山友さんはこんな橋が大の苦手だ。
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下りも終わりにさしかかるころ、こんな梯子の下りと登り
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鎖場
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堰堤建設時の資材を上げ下ろしするケーブルの支柱跡かな?
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今日の旅も終わりが近づいてきた。
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旧営林署小屋の近くで見た葉。
山友さん曰くクリスマスの頃に来なきゃ。。。

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    * 新名神の橋桁もほぼ同じ高さになった。
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    * 16時15分駐車場帰着。愛用の軽四輪はなんと窓が開けっ放しになっていた。
盗難被害なし。
2年前もそうだったが、今日一日山中では誰とも出会うことがなかった。
そして・・・2年前にも同じことを感じたが、ここでは登山者によるゴミ一つ見当たらなかった!
スローな登山だった。
時間が気にならない山行ばかりやっている感じだが、安全ならば滞山時間はどれだけ長くったっていい。
疲れも心地よい満足感に包まれて心は充たされていた。
深まりゆく秋に少し寂しさを感じながら・・・

少し遠いが湯の山のアクアイグニスの温泉につかり帰途についた。