2年前、八方尾根から鹿島槍経由扇沢2泊3日の写真でも眺めて自分を鼓舞しよう。
1日目 八方尾根〜唐松岳〜五竜山荘泊。
2日目 五竜岳〜鹿島槍岳〜冷池山荘泊。
3日目 扇沢着9時半頃着 扇沢から大町経由白馬までバス、大糸線を乗り継いで車に戻ったっけ。
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        五竜小屋から見た朝焼け


今年の夏はどの山に行こうか迷っている。
昔、岳友に「あんた、北アルプスが好きだねえ」と冷やかされたが確かにそうかもだ。岩登り主体の登山しかやってこなかったから、剣とか穂高とかそちらがどうしてもメインになったにすぎないのだが・・・
かくいう彼は「わしゃ、南アルプスみたいなじっくり登る山が好みだわ」と口癖だったが、確かに彼は四季を通じて南アルプスに通っていた。
そんな彼を尊敬してもいたし、たいした山も岩登りをしていない自分の中途半端な偏りに劣等感を感じてもいた・・・

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        五竜岳を振り返る。夏の稜線歩きを満喫


さて今年は、南アルプスの一角に足跡を残したい。そして中央アルプスにほとんど登ってない我が身を恥じ、そこに身を投じたいとも思うが・・・王道北アルプス無視するのもなあ・・・
とりあえず2、3に絞り込んだが一つ達成すれば良しとしよう。

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        鹿島槍北壁


というわけで、どうしてもテントかツェルトを買わざるをえなさそうだ。軽さ、低価格ならツェルト、居住性、高価のテント。
迷っている。
しかしこれから無理も出来ないし、どれだけ使う機会があるのかもおぼつかない。半リタイヤ人間は費用対効果も考慮しなくてはならない。

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        夏山気分満点の鹿島の吊尾根


山道具屋でツェルトをよく見るのだが、今どきのものは畳んで袋にしまうとても小さいのでびっくり。ただし、薄い生地に防水加工してあるものらしく、結露が凄そうで二の足を踏んでしまう。防水加工をしてないツェルトでも、張り綱を多用してたるみを無くし、ぴったり張れば雨漏れも少ないのだが、そんな条件のところばかりではないし。
昔の山の会では四季ほとんどツェルト山行だったが、若かったからそんなに不便は感じなかった。雨でべたべたに濡れても我慢一徹だった。
次に参加した会では結構テントも使った。しかも出たばかりのゴアテックステントがあったりしてその性能にビックリしたものだ。雨の夜にテントの壁に顔をくっつけて寝ていてもテントは乾いていて蒸れた不快さが無かった。ただ通気性がいいだけに冬などはかなり寒いものだなと感じた。

そんなこんなで梅雨明けまであと半月!? 決断の時だが・・・

さて来週は激安チケット(総込1万2千円)に目がクラみ韓国の山だが、成果は梅雨前線の機嫌次第だ。
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        韓国の山ガール(2011年秋 ソウル郊外の道峰山で)